土地を探すことの難しさ
2022年11月26日
家を建てたいから土地を求める。
「子供も大きくなってきたし、うちのそろそろ一軒家を持とうか。」という考えが出てきたときに、例えば、お父さんの敷地があってそこに建てればよい、などの特殊な事情がない限り、通常は、土地を買ってそこに住宅を建てます。
「建売」というすでに建物が建っているものを土地とセットで買い求める場合もありますが、どちらにしろ、「土地を決める」という作業が必要になります。
その場合、ご家族はどういう基準で購入する土地をきめるものでしょうか、というのがこの記事でするお話です。
ざっと上げると、
1・お子さんの学区
2・実家に近い
3・通勤の便利さ
などが基準になってきます。
もちろん、同時にそれ以上に優先される「金額」というハードルもありますが、これはよほど特殊な状況でない限り、不動産市場の中でどんどんこなれていきますので、「高いものには理由があり、安いものには理由があります」
ですので、金額は土地を探し始めて結構早い段階でそれなりの予算が決まってきます。
いくつか物件を見ていくと、その場所の相場も見えてきますし、なぜそこが高いか、あるいは安いかの理由もだんだんわかるようになってきます。土地に「掘り出し物!!」がないわけではないんですが、あなたがその掘り出し物情報の周辺にいない限りは、掘り出し物は表に出てくる前に内々で取引されて、不動産市場には出回りません。
ですので、正攻法で土地情報を探している場合は、やっぱり「安いのは安い理由があり、高いのは高い理由があります」
土地の予算は、しっかりしている方は、建物にかかる金額や様々な経費も含めて計算をし、こちらがプロとしての提案をするまでもなくご自身で把握している人もたまにおられますが、ほとんどの場合は、ある程度の数字は把握してもどこか肝心なところが抜けていたりするので、土地の予算だけでなく、建物も含めた想定をしておかれた方が、あとから「あれれ?」という状況に陥ることは防げます。
さて、金額のことはそこまでにして、話を戻します。
学区、実家近く、職場近くが三大土地決定要因ですが、通常は、そううまいものはなかなかありません。タイミングも重要になります。タイミングがちょっとずれるだけで、買いたい土地が買えなくなります。
一つしかないので、誰か一人が買う、となったとたんに、その土地はどれだけ欲しがっても買えないものになってしまいます。
人気のある場所なら、出たらすぐ買い付け申込を入れるくらいの勢いじゃないと押さえられないところもあります。
しかしよほどお金が有り余ってる方じゃない限りは、一生住まいする土地を決めるのがそう簡単にはいきません。
1年2年かけて探す方もおられます。
急ぎの場合は、あらゆる情報を一気に詰め込んで、買いたい場所の周辺の市場動向を理解します。
最近の不動産屋さんは、インターネットを駆使して様々な情報を提供してくれます。
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それが一番早く把握する方法であると思います。
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