土地を持っている方

2024年03月01日

👉土地ありの状態で家を建てる際は以下の点に注意しましょう!

 

◇地盤調査

地盤の強さを調べるためにも、家を建てる前に地盤調査を行いましょう。

地盤調査で地盤改良が必要になった場合は、改良工事が必要になり、費用が発生します。

地盤の改良工事が必要になったときのことも考えて予算を考えることが大切です。

(※しばらく使われていない土地を相続した場合は、早い段階で地盤調査を行うと良いでしょう。)

 

◇登記情報の確認

登記情報では以下のポイントを確認しておきましょう。

すでに土地を持っている人のなかには、親から相続したケースや、親の土地に家を建てるケースが特に多いでしょう。

その場合は、所有権が誰になっているのか、権利関係は大丈夫かなどを確認する必要があります。

また、境界線がはっきりしているかどうかも重要なポイントです。

 

●面積

●所有権は誰か

●抵当権の設定の有無

●境界線がはっきりしているか

 

◇親からもらう場合の贈与問題

相続登記の手続きと費用が必要です。

相続した土地の所有者は、登記上はもともとの被相続人になっているため、そのままでは利用することができません。

家づくりを進めるには、登記を行って名義変更を済ませる必要があります。

相続登記をするには、法定相続人全員の合意が必要なので、できるだけ早いタイミングで手続きに関する話し合いを行うといいでしょう。

 

また、土地を相続したときには相続税がかかります。

被相続人が存命中に土地を譲り受けた場合は贈与税がかかります。

そのため、相続税や贈与税は相続土地を利用する際の費用に組み込んでおくといいでしょう。

条件によっては特例などを利用して税金を抑えることもできるので、事前に税制について調べておくと役立ちます。

※建物が残っている場合は解体費用も必要

 

また、地目が畑や山林となっている場合は、「宅地」に変更しなければ家を建てられない場合があります。

地目の変更には申請と許可が必要なので、自分で行うのが不安な場合はあらかじめ専門家に相談しておくとスムーズです。

相続

◇法規制の確認

家を建てる際の面積や高さ、仕様などに関わってくるため、早い段階で確認しておくことが大切です。

 

●土地計画区域

 市街化区域以外の場合は様々な規制があるので注意が必要です。

●用途地域の種類

●建蔽率や容積率

●高さ制限の有無

●防火規制の有無

●隣接道路

 道路幅によっては建築基準法によってセットバックの義務が生じます。

 

 

◇敷地条件の確認

敷地条件では以下のポイントを確認する必要があります。

日当たりや風通し、地盤の安全性などは、家を建てるうえで重要なポイントなのでしっかり確認することが大切です。

 

●接道方位

●日当たり

●風通し

●地盤の安全性

●隣家の影や視線

●ライフラインは通っているか

 

 

土地を持っている場合は土地探しの必要がないので、土地なしのケースよりも早く家が建てられる!

という考えをお持ちかも知れません。

ですが、予算計画や業者決め、住宅ローンの審査など手順は多いので、一つ一つ確認しながら進めていくことが大切です。

 

〜新しく土地を手に入れた場合でなくても、土地の諸条件はあらかじめ確認しておきましょう~

 

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